臍帯血幹細胞

臍帯血幹細胞の利用

  • 様々な幹細胞
  • 臨床応用が期待される幹細胞
「臍帯血とは」

「臍帯血」とはへその緒の 中にある血液のことです。臍帯血も私たちの血液と同じように、赤血球・白血球・血小板などで構成されています。臍帯血には、さまざまな幹細胞が含まれています。たとえば、血液のもとになる「造血幹細胞」、神経のもと になる「神経幹細胞」、骨、脂肪、筋肉、皮膚のもとになる「間葉系幹細胞」などの細胞が臍帯血中に存在します。臍帯血は、さまざまな病気の治療に有効な幹細胞の供給源となる可能性を秘めています。

「幹細胞とは」

幹細胞を利用した医療研究が、ここ数年で急激にすすんでいます。再生療法は、新たな臓器を作り出したり、 傷ついた臓器を修復したりすることを目指しています。現在では、白血病の治療だけではなく、骨の疾患、 心筋梗塞、火傷などにも幹細胞を使った治療がはじまっています。脊椎損傷や肝硬変の治療なども、世界各国ですすめられています。投与された臍帯血幹細胞は体内を循環し、修復箇所を見つけると、体の設計図を取り寄せて、幹細胞自身 が傷んだ臓器に変化します。さらに脳下垂体を刺激し、ホルモンバランスを修復して新陳代謝サイクルを元 に戻します。老化した細胞を若返らせる細胞、それが臍帯血の中にある幹細胞です。臍帯血の中には環境に汚染されて いないフレッシュな幹細胞が沢山入っていますが、○○ml(cc)の臍帯血幹細胞だから有核細胞が多いというわけではありません。

「脂肪由来幹細胞との違い」

一般的には、脂肪由来幹細胞は 5~8 千個しか増えず、若返りに対しての大きな期待は出来かねます。IPS幹細胞には大きな期待をしていますが、若返りの実用化までは、おそらく年月が必要になると考えられます。ぜひ、臍帯血幹細胞で、若返りを体感して頂きたいと思います。 なお、現在当療法は、ロシアのサンクトペテルブルクの提携病院でご提供いたしております。

Q & A

A : 学術文化都市であるサンクトペテルブルクにある最新設備の整った元国立病院ですので安心です。ロシアは、旧ソ連時代も含めて幹細胞研究の歴史は約100年あります。また、当病院は約20年間の臨床データを持っており、それに基づいたアドバイスを受けることが可能です。

A :当病院は、総合病院であるため同院内にある産婦人科から直接ラボへ持ち込まれます。従って、ロ シア人の臍帯血幹細胞となります。感染症・菌混入などの検査を行った後、第三者機関でも検査を行 い合格したものだけ液体窒素の中で冷凍保存しています。

A :はい、大丈夫です。ただし、日本で血液検査を行って頂き検査表を事前にご提出して頂きます。 ロシアでは、血液型(RH±)を一致させ施術を行っております。日本で血液検査表をご提示頂きますが、ロシアの病院でも血液検査を再度実施しインフォームドコンセントを行い投与を行っております。なお、点滴での投与になり所要時間は平均約40分程度です。 全て、バーコード管理がなされており、執り間違いの無いような管理体制になっております。 また、臍帯血幹細胞は、常時約2万件保存してありますが、臍帯血培養幹細胞は、約1ヶ月の培養期間が必要になります。

A :投与後に、PASSPORTと言われる投与証明書が手交されます。投与日時はもちろん何個投入したかの記載があります。 日本での受付時に、身長・体重をお聞きしますので、その方に合致した適切な量数を投与します。