免疫療法の図

免疫療法

当社は、体の健康の機能がしっかりと発揮される、マクロファージ活性化療法・腸内フローラ移植・高度 な免疫細胞療法(BAK療法)を取り扱うことができる「再生医療提供施設」の認可を取得しているクリニックと提携しています。 生まれた時から備わっている「自然免疫」を担当する細胞は、異物を食べて排除するため、貧食細胞とも呼ばれています。ナチュラルキラー(NK)細胞をはじめいくつか存在しますが、主役といえるのがマクロファージです。体の中を回りながら、病原体などの異物を貧食しています。風邪を引いたときに自然に治るなど、自然治癒力が発揮されるのも、自然免疫のおかげです。その免疫力をサポート致します。

①マクロファージ活性化療法

マクロファージ説明の図

~癌や自己免疫疾患などで悩む方、病気を予防したい方、すべての方に~

私たちの健康は、実はマクロファージで支えられています。マクロファージは、異物を貧食するだけでな く、抗体を作らせる免疫細胞の司令塔としてなど、免疫を維持するのに重要な役割を担っています。このような、生体防御システムは「マクロファージ・ネットワーク」と命名されており、神経系や内分泌系さらには腸内細菌ソウと密接に連携しながら、代謝やホルモン調整などに大きな影響を及ぼし感染制御、新陳代謝、 傷の修復など、生体恒常性の維持の基礎となっていると考えられています。
さらに、マクロファージは免疫を強くするだけでなく、免疫機構が狂って自分の身体を攻撃したり免疫の 過剰反応を最適な状態に調整することによって、各種自己免疫疾患やアトピー、花粉症などのアレルギーなどを改善します。このようにマクロファージは、病気に罹ってからではなく、罹る前に働いて健康を守る予防医学という観 点からも非常に重要です。
当社提携クリニックでは、「マクロファージ」を活性化する物質を「免疫調整因子(iRF)」と命名し、 「マクロファージ活性化療法」を行っています。これにより免疫低下疾患である癌だけでなく免疫過剰疾患 の各種自己免疫疾患やアトピー、花粉症などのアレルギー疾患などの治療に応用しました。また、これら疾 患の予防だけでなく健康維持やアンチエイジング、美容の面からも非常に有効です。

Q & A

A : 注射で行う場合は1分以下です。点滴と併用する場合は約30分です。

A : 血液を採取して培養するやり方が有りますが、現在は効果のある物質が特定されています。 当院のはこの物質の割合などを調整し、効果を倍増した物を「院内製剤」として研究所で作っています。従って、当院と共同研究医療機関でしか投与できません。

A : アトピーや体調不良の方は早いと 1 回目から効果を体感できます。基本的には1回/週の割合で 投与します。癌治療の場合は8回を1クールとしていますが症状によって増加させます。美容、アンチエイジングなどの目的の場合は最初に3回〜4回打たれて1回/1ヶ月〜3ヶ月で継続さ れるのが良いでしょう。その間は当院のマクロファージ活性化のサプリメントの服用をお勧めします。

A : マクロファージ活性化は単に免疫力を高めるだけでなく、細胞内のエネルギーを生成する機関であるミトコンドリアを活性化しますので、病気で無いけど体調がすぐれない方にも効果的です。

A : 運動後の筋肉痛は筋肉繊維の断裂によるもので、この回復過程で起こる症状です。マクロファージを活性化する事は細胞の修復を促進するので、これらの症状を和らげ、筋トレなどの効果を高めます。

A : 実は卵子、精子共に正常であるのに妊娠しない原因不明の不妊が多いのです。詳しい機序は分かっていませんが、ミトコンドリアの活性を上げることによって、卵子、精子が活性化することによると考えられています。

A : 注射で行う場合特に年齢制限はありませんが、今までの最少年齢はアトピーの6歳の方上は80後半の方までおられます。

A : 免疫系の調整は全ての疾患に効果が期待できます。

A : 良い適応です。効果が期待できます。

A : 注射で行う場合マクロファージは脳など体の各臓器に居て、いわゆる「ゴミ掃除」を行なっています。また、免疫が自分の体を攻撃している花粉症やアレルギーなどに対しては免疫を調整する効果があります。

A : この治療は他の癌治療の妨げにはなりませんので併用が可能です。むしろ、手術、放射線、抗がん剤など他の癌治療では免疫力が低下しますので、併用が望ましいです。

A : 有ります。

A : 効果は疾患と症状によりますが、免疫系の検査については特別な検査は必要ありません。

A : 免疫を調整するので、低下してる方は上げて、アレルギーなど過剰になってる場合は抑制しますので、ほぼ全ての疾患で適応です。

②リンパ球免疫療法

リンパ球説明の図

~副作用が無い第4の癌治療~

私達の身体には一日数千個以上もの癌細胞ができますが、免疫細胞が癌細胞を日々根絶しています。しかし、 生活習慣やストレスなどで多くの方は本来の免疫力が低下しています。そのため自己の免疫力で根絶できなか った癌細胞が長い年月をかけ増幅し癌が発症します。従来の手術療法、科学療法、放射線療法に加え、副作用のない上に予防から末期癌、再発予防までほぼあらゆる癌の治療が可能な免疫療法が第4の癌治療法として認められてきています。
また、化学療法では癌の増殖、再発の大きな原因である「癌細胞」を根絶できないことが分かってきており、 近年免疫を用いた療法が再び注目を浴びています。 リンパ免疫細胞療法は癌を攻撃する主体の免疫細胞であるリンパ球(αβ細胞やNK細胞など)を血液中 から取り出し体外で増殖させ、免疫細胞を大幅に増殖・増強した上で再び体内に戻して癌細胞を攻撃する方法です。
更にこのリンパ免疫療法も他の免疫治療同様、癌予防という観点からだけでなく健康維持やアンチエイジング、美容の面からも非常に有効です。

Q & A

A : 正常時でも1日5000個程度の癌細胞が発生しています。免疫の力でこれら癌細胞を処理しているのです。現在全くリスクのない場合の予防では1回/月で4回から5回程度、その後は1回/半年~1 年で行うケースが多いです。免疫の治療は発癌予防だけでなく、免疫力を亢進させるので、健康 維持や美容など、アンチエイジングなどにも効果的ですので、その目的で受ける方もたくさんいらっしゃいます。既に癌を発症している方は1回/2週間で程度により5回~10回以上になり ます。個人の状況に応じて各種の治療法も提案します。

A : リンパ系の特殊な癌には効かないことがありますが、一般的な胃癌や肺癌など固形癌にはどの様な組織の癌にも効果があります。

A : リンパ球免疫療法は「再生医療提供施設」の認可が必要になります。グループ内でもこの認可がないクリニックでは行えません。

A : 特に事前検査は必要ありません。ただ、免疫を強化する治療法ですので、自己免疫性疾患などがある方は悪化する場合があります。これらの方は免疫調整療法である。マクロファージ活性療法が適応です。

A : BAK療法はリンパ球免疫療法の一種で、特にこの方法にこだわっているわけではありません。どの免疫細胞を主に培養増幅するかですが、現在ではリンパ球免疫療法はほぼ同じように培養され ています。この治療法は体内でのリンパ球増殖技術が上手くいかず、体外での培養で効果が見ら れた経緯があります。免疫療法として代表的な治療法です。

A : 採血量は多いほど培養しやすいのですが、一般的には1回分40cc 程度、複数回分を一度に採血する場合80cc〜100ccで4回〜5回分になります。

A : 採血は数分。投与は点滴により行い約30分です。特別気をつけることはありませんが、健康の為規則正しい生活を心掛けてください。

A : リンパ球免疫療法は特に副作用はないと言われていますが、稀に免疫反応の強い方は熱感がある方がおられます。

A : 癌の効果判定は一概には言えませんが、BAK稜堡に限らず、リンパ球免疫療法や約30%程度といわれています。

A : リンパ球免疫療法は特に副作用はないと言われていますが、稀に免疫反応の強い方は熱感がある方がおられます。

A : 早期癌から進行癌まで効果が見られます。特に標準治療が出来ないような 所謂「末期癌」の方に対してはリンパ免疫療法やマクロファージ活性化療法などの免疫治療が唯一の選択になります。

A : 先天的な発癌リスクが高い方は、受けていた方が良いと思われます。同時に後天的リスクを減らす事もアドバイスします。

③腸内フローラ移植

マクロファージ説明の図

~理想的な腸内環境は認知症・糖尿病などの予防になり、病気しないカラダが実現します~

腸内フローラとは腸内に生息している数百種類、約100兆個以上の細菌叢のことを言います。人はビタミンの吸収など自分自身の細胞では不可能な機能をこれら腸内細菌叢にアウトソーシングしています。自身の身体が進化しこれらの機能を獲得するのに何万年という非常に長い年月がかかるためです。膨大な数の腸内細菌の分布は人それぞれに異なっており、その分布の様子を「お花畑」に例えて「腸内フローラ」と呼んでいます。腸内細菌の分布は人それぞれに異なっており、食生活、生活習慣、年齢、ストレスなど様々なことより影響を受けます。
免疫を司る細胞の実に80%が超にあると言われており、腸内細菌は腸管マクロファージなどの免疫細胞と 密接に連携し、自身が免疫系に攻撃されないようにするのを始め全身の免疫をコントロールしています。また、うつ病に不足しているセロトニンなども大半が腸で作られていたり、自閉症の原因が腸内フローラの乱れによ りアデノ系のウイルスが排除されないなどのデータもあります。腸内フローラの移植により腸内環境を改善させることは乱れた免疫系を整え強化させるだけではなく、従来精神疾患と思われていた「自閉症」や「うつ」などの各種疾患の改善につながります。さらに難病である慢性疲労症候群の原因の一端が「リッキーガッター 症候群」などの腸内細菌の乱れによるものとわかってきていました。このように腸内フローラ移植は、従来有 効に治療の無かった潰瘍性大腸炎やアトピーなどの難病を始め、癌、糖尿病、うつ、認知症予防、老化など長 寿社会の健康維持や、美肌、健康痩身などの美の維持に大きく貢献することがわかって来ています。健康なドナーの腸内フローラを腸内に移植して腸内細菌の種類、構成をより良いもの、理想的な腸内環境へ変えてしま う先端医療技術が腸内フローラ移植です。
そして重要なことは腸内細菌叢は「フローラ」と言われる腸内細菌の分布、配合が意味があるのであって、 これをそのまま移植して初めて治療効果が期待できるのです。「善玉菌」と言われる乳酸菌などの菌を一部だ け入れても意味がないのです。
また、「フローラ」を完全に腸に届けるには肛門から注入してもダメなのです。ほとんどが直腸より先のS 状結腸を超えられません。我々はファイバーを用い、5分程度の施術時間で「フローラ」を100%腸に送り込みます。

Q & A

A : 特に必要ありません。

A : 特に制限はありませんが、我々のところでは中学生が最年少です。

A : 前処置で10分、施術時間は3分~5分程度です。

A : どのような効果を期待するかにもよりますが、早い人は翌日のお通じから効果が出ますが、一般 的には1〜2週間程度の方が多いです。施術は基本的には1回で終了」ですが、乱れた生活習慣のままだと元に戻ってしまいます。また、調子が悪くなって来ると再度、施術を受けられる方もおります。多い方では半年に1回の方もおられます。

A : せっかく入れたフローラを育てないといけません。その為、施術前1週間と施術後2週間は禁酒 で、油物や極度の炭水化物の摂取を控えて、出来るだけ食物繊維を摂取するよう指導しています。

A : 効果が期待できます。従来精神疾患と思われていた疾患が、実は腸内細菌による腸管免疫の異常によるものと解明されてきました。

A : アトピーのような自己の免疫が自分の身体を攻撃する自己免疫性疾患には良い適応です。マクロファージ活性化と併用するとより効果的です。

A : ニキビも皮膚の常在菌の異常によるものとわかってきました。腸内細菌とは密接に関係しており効果が期待できます。マクロファージ活性化と併用するとより効果的です。

A : 全身の免疫系を調整するので、美肌やアンチエイジングなどにも効果あります。

A : アッカーマンシア菌と言って、この腸内細菌数が多い人は、一般の人に比べて腸からの吸収率が 3%~5%低いと言われています。

A : 複数回施術するところは「浣腸方式」で、お尻から注入する為、漏れてきます。そのために、複数回の施術が必要になります。当クリニックは、安全性・確実性に優れ危険性の少ない「胃カメラ方式」で行いますので1回の施術で100%注入が完了します。

A : 施術できないケースはまずありません。どのような効果を期待するかですが、免疫系を調整するのでアトピーなどの自己免疫性疾患やアレルギー、癌から美容、アンチエイジングまで幅広い効果があります。むしろ免疫系全てに効きますから、限定的に「これだけ」に効果があるわけでは ないのです。